UGG(アグ)

2015.12.07

オーストラリアからアメリカへ、世界へ

1978年オーストラリア出身のダーファー、ブライアン・スミスが、シープスキン(羊)のブーツをアメリカへ持ち込み販売する。 ニューヨークではあまり評判にならなかったが、元々、オーストラリアのサーファー達が足元を暖かく乾燥させるために使用していたことを考慮し、カリフォルニアのサーファーたちに向けて販売することで人気を博し、翌79年に「UGG Australia(アグ オーストラリア)」を設立した。 1995年にUGG Australiaはデッカーズ社(Deckers Outdoor Corporation)と合併し、1998年までにブーツ2種、スリッパ4種、その他のカジュアル製品数点を取り扱うようになる。 現在では多くのセレブが愛用することで知名度をあげ、人気ブランドとなっている。

醜くて実用的なアイテムから人気ファッションへ

「UGG」の語源は不細工という意味の英語「Ugly」からきており、足首のない、寸胴型のデザインはお世辞にもファッション性の高いものではない。 しかしUGGのブーツに使われるシープスキンは、表面がスエード、裏面がウールのフリースの2面となっている。 羊の毛皮は多孔質(表面に細かい穴がたくさん開いている)ため、夏は涼しさを保ち、冬は暖かい。 シープスキンのブーツはもともとオーストラリアの過酷な環境で野外活動をする牧場主たちがはき始め、大戦中は飛行機パイロットに愛用され、戦後はサーファーたちの間に広まったあくまでも実用的なアイテムだった。 アメリカで大流行し、セレブに実用性を愛されたことにより外見的なデザインを超えた人気を得る定番アイテムになったことは非常に稀でおもしろい歴史といえる。

デザインの変革

UGGは他のブランドとコラボした限定コレクションを発表しており、ブーツにネイティブアメリカンのデザインをあしらったPENDLETON (ペンデルトン)とのコラボや、アウトソールにビビット赤を使ったデザイン性の高いメンズブーツなども出している。 「Ugly」なところが魅力ともいえるブランドだが、遊び心が随所に見えており、魅力が尽きない。

日本での展開

2006年、表参道ヒルズに日本初となる直営店をオープン。その5年後の2011年には銀座店をオープンする。現在は直営店以外にも多くのショップで取り扱いがあり、その人気は衰えることがない。
ブランド情報
ブランド名アグ / UGG
オーストラリア
公式サイトhttp://www.uggaustralia.jp/
公式メディア


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