IWC(アイダブリューシー)

2015.12.04

アメリカ人がスイスで始めた時計メーカー

1868年、スイスのシャフハウゼンで創業。
IWC(International Watch Company/インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)は、スイスの高級時計ブランドである。

スイスのメーカーであるにもかかわらず社名が英語となっているのは、創業者がアメリカ人時計技師のフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズであるため。

彼がスイスを創業の地に選んだ背景は、人件費が安かったことと、「アメリカの最新機械を使った大規模生産と、スイスの伝統的な職人技術を融合させる」という狙いがあった。

もともとは懐中時計をメインに製造していたが、世界大戦を通して軍用時計を手がけるようになり、第二次世界大戦時はイギリスおよびドイツ両軍の軍用時計を生産した。
1985年には2499年まで表示可能な永久カレンダーを搭載したクロノグラフ「ダヴィンチ」を発表して世界を驚愕させている。

現在、IWCは、ヴァシュロン コンスタンタン、ピアジェなどを傘下に置くリシュモングループに入っている。

顧客ターゲット層の過去と現在

フロレンタイン・アリオスト・ジョーンズが、IWCを設立した当初は米国市場をターゲットとして質の高い懐中時計を作ることを狙っていた。

IWCはデザインと技術、機能に強いこだわりをもっており、知名度が世界規模にあがってはいる現在でも、どこか上品でシックな雰囲気とややマニア受けするような技術へのこだわりから高級時計を好む富裕な男性がコレクションのひとつとして持つという場合が多い。

オメガやロレックスのようにわかりやすい高級時計ではない分、そろそろ人と違うものを身につけたいという人への選択肢の一つとしての需要は大きい。

人気商品ポルトギーゼ

大型ケースに懐中時計用ムーブメントを収めたポルトギーゼが誕生したのは1930年代のこと。IWC創業125周年を記念し、1993年に復刻された。

ケース径は40mmを越えるがうける印象はあくまでも知的。大振りでありながら知的に見えるのはベゼル、針、インデックスを極端に細くしているということによってもたらされている。眼鏡のフレームと同じで細いほうがシャープさを感じやすい。

ポルトギーゼの誕生のきっかけは懐中時計から腕時計へと携帯時計の主流が移り変わろうとしていた時に、2人のポルトガル人がIWCにオーダーした時計だった。大航海時代から続く海の国であったポルトガル。

IWCにやってきたポルトガル人が求めた時計も正確な時刻を示し、実用的な大型のステンレス性で、注文に応えた形で生まれたのがポルトギーゼの原型となる「ポルトガルウォッチ」だった。

ブランド情報
ブランド名 アイダブリューシー / IWC
スイス
公式サイト http://www.iwc.com/
ブログ http://iwcblog.com/
公式メディア


この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterで好きっぷ。をフォローしよう!

このトピックスをみんなとシェアする
このエントリーをはてなブックマークに追加
Rastro -ラストロ-