話題の渋谷【ガングロカフェ】で見たのは、”好き”を貫く強さだった。

2015.10.01
アイキャッチ 今では珍しくなってしまった肌の黒いガングロギャル。その生き残りの99%が所属するという、強め黒肌ギャルユニットBlack Diamondをご存知ですか? 今回は、Black Diamondがプロデュースする、ガングロカフェに行ってきました。最近テレビやネットで話題のこちらのカフェ。ガングロギャルたちが自ら店員も勤めています。 時代に逆らい、「黒肌スタイルを続ける理由」や「ファッションへのこだわり」についてお話をうかがってきました。  

「始まりは、自分に自信がなかったこと」強めギャルたちの意外なきっかけ

今回お話を聞かせてくれたのはこちらのお二人。 1 左から、大分県出身の♥ぁゆゆん♥さん(25歳)と、栃木県の出身の☆ぇりもっこり☆さん(22歳)です。 ガングロギャルになる子は、元々自分に自信のない子が多いのだそう。 濃いメイクには、顔のコンプレックスを隠すという意味もあるのだとか。 しかし、みんなに共通しているのは純粋に「ネオン」「露出」「アニマル柄」が好き・カワイイと思う気持ちでした。 肌も白よりも黒の方がカワイイと感じるから焼くのだそうです。 「自分が好きなファッションだから、時代が変わっても、周りになんと言われても止めたくない。」そんなアツい心を持っています。 とはいえ、やはり街を歩いているだけで暴言を吐かれることもあるそう。最初はとても傷ついていたそうですが、だんだん慣れてくるようで、「自分に自信がなくて始めたファッションなのに、今ではそれを続けることでメンタルが強くなった」と♥ぁゆゆん♥さんは笑います。 最近では、街の子供に「妖怪だ〜!」と騒がれても、「みんな妖怪ウォッチ好きでしょ?妖怪好きなんじゃん〜。」と笑顔で返せるレベルにまでなったのだとか。すごいです。  

人生でコレだけは譲れない。「自分だけのファッション」

ガングロギャルと言えば、みんな同じようなファッションをしているイメージを持っていませんか? しかし彼女たちの1番のこだわりは、何より他人とかぶらないこと。 生きていてヘコむことは、「誰かとネイルや髪型がかぶったとき。」というくらい、「自分だけのファッションをすること」が大切なのだそうです。その為の努力なら惜しまないそうで、ネイルのパーツも全て自分で探し、色々な店で購入してからネイルサロンに持っていくのだとか。

時には自分でデザイン画まで。もはや立派な作品「ネイルアート」

とくに、♥ぁゆゆん♥さんは過去に福岡に住んでいた際、実際にネイルをする何日も前から、自分でデザインを描き、サロンの人と打ち合わせをしていたのだそうです。それを大体月一のペースでやっていたと言うのだから、そのマメさに尊敬です。 あゆゆネイル こちらが現在の♥ぁゆゆん♥さんのネイルです。 今回は2ヶ月ほど同じネイルのままだそうで、一刻も早く変えたいのだとか。 えりもっこりネイル こちらは☆ぇりもっこりさん☆のネイル。Black diamondのパーツももちろん自前です。

雑誌のマネはしない。日々研究を続ける、自己流「アイメイク」

そのこだわりはメイクにも。ただ目の周りが真っ黒だと思われがちなこのアイメイクも、1人1人自分で編み出しているのです。
あゆゆさんのアイメイク

♥ぁゆゆん♥さんのアイメイク

えりもっこりさんのアイメイク

☆ぇりもっこり☆さんのアイメイク

比べてみると、確かにアイラインの引き方が全然違います。

世界でひとり、自分にしかできない「ヘアスタイル」

髪型ももちろんオリジナル。 ピンクが好きだけど、ピンクは他のガングロギャルとかぶりがちだという♥ぁゆゆん♥さん。金髪の部分を残したり、オレンジを混ぜたりと、ピンクをメインにしつつも自己流のアレンジを加えているそうです。 あゆゆ髪型 あらゆる色から、レインボーまで一通り終えたという☆ぇりもっこり☆さんは、現在は緑がメインのエクステをつけています。そろそろハロウィン仕様にしようかと考え中。 えりもっこりヘア 努力なくして自己流ファッションは続けられません。そして「好き」だからこそ、努力すらも楽しめるのです。自分のファッションについて生き生きと語る彼女たちから、ガングロスタイルへの愛がひしひしと伝わってきました。  

誰かを傷つけてしまうのなら、それはファッションじゃない

「このファッションが好きだから、周りに何を言われても続けてきた」というお二人。では、子供が生まれたらどうするのかという質問に対し、☆ぇりもっこり☆さんは意外にも「止める。」と答えました。 栃木県の田舎に長女として生まれた彼女。ガングロファッションの珍しさから、自分の服装のせいで弟がからかわれたりするのを見てきたそうです。だからこそ、自分の子供には同じような想いをさせたくないのだとか。 最後 これに対し、♥ぁゆゆん♥さんは「誰かを傷つけてしまうのなら、それはファッションじゃない。」という理由から「今のカタチでは続けないと思う。」とのこと。 しかし、やはり「好き」を続けるのが自分の人生。料理に邪魔なら爪は短くしてデコるなど、続けられる範囲で工夫するそうです。 「子供に同じようなファッションをさせるか。」という質問に対して、二人の答えは「ノー。」。 自分たちがファッションの事で親や周りに色々言われてきたからこそ、子供には自分がしたいことをして欲しいのだとか。 二人ともとても素敵なお母さんになりそうです。  

平成の今だからこそ、必要なのは昭和を受け継ぐガングロギャル

実際にお二人に話を聞いて感じたことは「しっかりと自分の考えを持っていて、それを貫いて生きている。」ということ。 正直、ガングロファッションは男性受けが非常に悪いそうです。まず見た目でひかれてしまい、なかなか良い恋愛をできないというお二人。しかし、モテるために自分の”好き”を変えるのは違うのだそう。 周りに媚びず、自分の”好き”を貫く姿勢は、ジャンルは違えど、見習うところがたくさんありました。 また、実際に話してみると、非常に丁寧な言葉づかいで、話の内容も面白く、納得することばかりでした。 「見た目がこんなで好きなようにやってる分、中身はしっかりしたい。」という♥ぁゆゆん♥さん。話してみるとガングロギャルに対するイメージが本当に変わります。 店員さんの服装や、ギャルメイク体験、ガングロギャルをモチーフにした黒いフードなど、色々楽しめるガングロカフェですが、店員さんとゆっくり話をできるのも大きな魅力です。 「周りに合わせるのに疲れてしまう」「他人の目が気になる」そんな悩みの多い現代にこそ、ガングロギャルは必要なのかもしれません。


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Rastro -ラストロ-