【装いは知恵である】ココ・シャネルに学ぶ自分らしい生き方のためのファッション術

2015.10.23
16311023523_f03a4b495d_z   「私は好きなことしかしない。 私は自分の人生を、自分が好きなことだけで切り開いてきたの。」 こんな言葉を言える女性が、今の社会でどれだけいるでしょうか。 けれど、こんな言葉を言いたい女性はたくさんいるはずです。 この言葉を放ったココ・シャネルは、今よりも遥かに女性の生き方の選択肢が少ない時代に 誰よりも自分らしい生き方を貫き、その生き方をファッションスタイルという形で遺しました。 女を幸せにするものは「男」?「仕事」? 「いいや、自分自身だ 」という方に、シャネルが遺したファッション術をお伝えします。  

ココ・シャネルとは

ココ・シャネルとは、1883年生まれのフランス人デザイナーです。 幼いころに母を亡くし、父にも捨てられたシャネルは、孤児院や修道院で育ち、とても恵まれているとはいえない環境で暮らしていました。 そのような環境にも負けず、27歳の時帽子専門ブランド、「シャネル・モード」を開店。シャネルの独特なセンスの帽子はたちまち人気になり、帽子にとどまらず洋服などのデザインにも進出しました。 なかでも余計な装飾品を一切排除した帽子や、これまでの窮屈なコルセットとは正反対に、動きやすさを重視した「シャネル・スーツ」は、女性たちの長年の願いである「実用性」を兼ね備えたもので、大人気に。 ファッション界での不動の地位を獲得しました。  

流行を追うな、自分のスタイルを持て

シャネルの言葉に 「流行は色褪せるけど、スタイルだけは不変なの。」 というものがあります。 流行とは所詮だれかが作ったものに過ぎません。 多少取り入れることは、季節感も出て良いですが、全身を流行品で固めると個性がなくなってしまいます。 移り変わる流行に振り回されるのではなく、自分スタイルを見つけましょう。  

自分に似合う色を知る

自分スタイルとは、他人とかぶらない、自分に似合うスタイルのことです。 本当にあなたに似合う服は、あなたの魅力を最大限に引き出してくれます。 自分スタイルを作るために、まずは自分に似合う色を知りましょう。 好きな色でも、顔のつくりや体型に似合わなかったら意味がありません。 様々な色の服を試着して、自分にしっくりする色を探してみましょう。 また、インターネットで手軽にパーソナルカラー診断もできます。 こういったものを利用して、似合う色を何色かに絞ってから試着してみるとスムーズかもしれません。  

モノクロがもつ力

似合う色が見つからない方は、を着ましょう。 は、その人の着こなしやセンスが最も現れる色であり、その人自身の魅力を引き出す色でもあります。 今ではお洒落にかかせないカラーとなった黒ですが、シャネルが黒い服をつくるまで、「黒い服=喪服」というのが 一般的でした。 黒の魅力に気づき、今までの概念を覆したシャネル。 彼女がデザインした服やバッグには黒い物が多いです。 黒を使ったよいコーディネートが思いつかない時には、原点とも言えるシャネルのアイテムを調べてみるのもいいでしょう。 また、「どうしても自分には黒が似合わない」「お洒落だとは思うけどハードルが高い」という方は、白い服にトライ してみて下さい。 白も、黒と同様、そのシンプルさから着る人の魅力を引き出す力があります。  

Simple is the best

さて、着る服の色が決まったら次はコーディネートです。 シャネルはコーディネートについて 「たくさんの色を使えば使うほど、女はかえって醜くなるということに女たちは気づかない。」 と言っています。 自分に似合う色が分かったら、その色一色のワンピースで充分なのです。 他の色も組み合わせたい場合は多くても合計3色までにしましょう。 これを超えると、せっかく素敵な洋服でも全体がごちゃごちゃした印象になってしまいます。 「下品な服装は服だけが目につき、 上品な服装は女を引き立たせる。 ココ・シャネル」 という言葉があるように、自分が服に着負けしないよう心がけて下さい。  

ファッションは建築

最後に大切なのは、アクセサリーです。 ここまで読んでいただいた方はお気づきかと思いますが、服はできるだけシンプルでいいのです。 そして、服がシンプルな分アクセサリーでアクセントをつけます。 アクセサリー自分が好きな物や、その日の服に合うものを選びましょう。 しかし、つけすぎは禁物。あくまで服が持つシンプルさを壊さない程度に。 家を出る前に鏡で全身を確認する習慣をつけ、少し派手だなと感じたら、どれかひとつ アクセサリーをはずすようにしましょう。 ファッションは建築です。何よりも自分・服・アクセサリーによる全体のバランスが大切なのです。  

1番の必須アイテムは内面からの美しさ

服装はシンプルさが大事だとお伝えしてきましたが、それは服に着負けせず、自分の魅力を引き出すためです。 ということは、自分に魅力がないと、シンプルな服を着てもただ地味なだけになってしまいますね。 髪型や化粧など、外見的な美しさはもちろん重要です。 しかしそれ以上に、内面的な美しさというものが、年を重ねるごとにどんどん大切になってきます。 人はそれぞれその人にしかない魅力を必ず持っています。 シャネルが特別なわけではありません。 恵まれた環境で育ったわけではない彼女は、こういった言葉を遺しています。 「私の人生は楽しくなかった。 だから私は自分の人生を創造したの。」 自分の人生を謳歌しているかどうか、好きなことに生涯をかけているかどうか。 挑戦しつづける姿勢が、自分スタイルにはかかせないということですね。  

終わりに

「服装の乱れは心の乱れ」という言葉があるように、服装にはその人の気持ちを左右する力があります。 明るい色の服を着ていると自然と明るい気持ちになりますよね。 内面的な魅力は生涯をかけて培っていくものなので、今すぐに手に入れようと思っても難しいです。 しかし、自分スタイルで日々を過ごすことで、人と違うことに挑戦することや、自分の好きなことをつきつめることへの不安や抵抗がなくなっていくはずです。 自分らしいファッションは、きっとあなたを自分らしい生き方へと導いてくれるでしょう。


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